脳の話Ⅱ

退屈な生活をすると、脳の働きは悪くなる。・・・・・

脳は新しいものとの出会いを好むらしい。

見知らぬ土地へ旅行とか、初めての仕事に取り組んだり、

新しいものとの出会いは、脳の好奇心の回路を活性化させ、ドーパミンを分泌させるらしい。

不確実性が内在していることに脳は惹かれるのです。

ですからギャンブルに惹かれるのです。

惹かれることが高じて依存症となることもあります。

動物は経験を積みながら知識を身に着け、その知識で身を守る術を会得して進化してきた本能があるのです。

 

脳の創造性はゼロから新しいことを考え付くのか・・・・・

これは無いらしい。

人がアイデアを出そうとするのは、大脳の側頭葉に蓄えられた大量の情報を様々に組み合わせて編集して、イメージに一番近いものを探しだすことらしい。

アイデア力は、大量の記憶を再編集して引き出す力であり、思い出すことに似ています。

ということは、様々なことを経験して記憶量を増やすということが必要ですね。

 

物忘れは、地頭の悪さや老化による記憶飛びなのか・・・・・

記憶情報は海馬から大脳ヘ送られてそこに保存されます。パソコンのCPUとハードディスクのようなものかも。

記憶を引き出すのは、そこの記憶を呼び出すことですが、長く思い出していない記憶は消去されています。ハマる

 

結論としては、

脳は、毎日の積み重ねで形成された無意識によって支配されていて、成功体験を重ねるとハマる。

社会で求められるようなことを、自分の才能を活かして実現できると確信したときに、人生が面白くなる。

というようなことを、わかりやすく書かれた本です。