「脳の意欲が思考・行動を変える!」

顧問をお願いしている労務士事務所から、単行本が送られてきます。

今月は、「モチベーション脳」、やる気が起きるメカニズム。

本の内容を抜粋します。

 

やる気は意識的なものではありません。

無意識の「脳の意欲」が身体に伝わり、行動を起こします。

新しいことが続くと、脳は情報処理で疲労します。

一方で知ってることばかりでは「脳は飽きて」しまいます。

予測から大きく外れず、かつ当たり前すぎない「微妙な隔たりがあることによって」脳はモチベーションを維持できます。

 

仕事や趣味など何か新しいことを始めたときは、たいていモチベーションが高い。

そういうモチベーションは時間が経つとうすれる傾向がある。

最初はやる気があったのにだんだんとモチベーションが下がることは多くの人が経験します。

 

モチベーションをいつも維持できている人は、

決まった仕事をこなすだけでなく、

自分なりの課題を見つけ、解決していることが多いです。

 

より高いレベルでのパフォーマンス発揮に繋がるため、結果的に周囲からの評価も高くなります。

良いサイクルが生まれ、さらにモチベーションもアップします。

モチベーションが低い時は最低限の仕事しかしていないことが多いです。

最低限の仕事をしているときの脳は、不確実性がほとんどなくなった状態です。

その状態では不確実性の変化をに意識しにくくなり脳は飽きてしまいます。

同時にモチベーションが下がってきます。

新しいものにふれ続けると、脳の情報エネルギーが多くなり疲れます。

一方で常に当たり前すぎるものにふれ続けていても脳は飽きてしまいます。

新しいことにチャレンジするなど、不確実性の高い新規なことを求めるように心がけると、

不確実性のバランスが取れ、脳がストレスを感じない程度の適度な知的好奇心を保てます。

 

何をしてもやる気が出ないというのはどうしてもあります。

やる気を失う心理的要因として、いやな経験をしたり失敗を繰り返したりすると「自分は何をしてもうまくいかない」と感じ、やる気が起こらなくなります。

そういう時はやる気満々の人が羨ましいと思うでしょう。

しかし、やる気のある人の状態は、やる気のない状態から何らかの手段でやる気を出したわけではなく、

脳がわくわくした結果、身体が勝手に動いてノリノリになっている場合がほとんどです。

 

慣れていることや簡単な作業ばかりをやらず、不確実なことや難しいことも適度に入れることが、

脳の知的好奇心が保たれ、モチベーションが維持されます。

 

以上、抜粋すると分かりやいとは思いますが、そのシステム的な理屈の説明が抜けてしまいます。

是非、自分で読んでいただくことをお勧めします。

 

 

 

 

 

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