こんにちは!新入社員の弥栄です😀
先日、僕も打ち合わせから参加させていただいている新築物件の地盤調査がありました。
地盤調査とは、建物を建てる土地が建物の重さや沈下に耐えられるかどうかを調べる調査のことです。
この地盤調査には専用の機械が必要で、この調査を専門とする会社に調査を委託して行います。
今回は調査中の現場を見学させていただきましたので、その様子をリポートします❗
これが地盤を調査する専用の機械『スウェーデン式サウンディング試験機』です。
データの収集記録、貫入など自動化されています。
今回の調査は一人で作業されていたんですが、この機械が登場する前は人力だったため二人一組で役割を分担しながらでないと調査ができなかったそうです。
調査は複数の地点で行います。建物が建つ予定の隅を狙って移動します🚙
機械が斜めの状態で調査を始めると正しい計測ができなくなります。
なので場所が決まったら地面に対して水平になるように調整します。
先端は鋭いスクリュー状の形状をしています。
これに25kg,50kg,75kg,100kgの4種類の力を加えながらハンドルを回転させて掘り進めます。
管の長さは1メートルで、最大10メートルまで継ぎ足すことが可能です。
途中で石などがあると貫入が止まることがあります。
そのときは打撃を加えて障害物を砕き調査を続けます⚒
ある程度進むと、力を加えて回転させても進まなくなります。
念のため200回転までさせてこれ以上の貫入が無いことを確認して試験は終了です🧐
こうして得られた調査結果は地盤調査解析の専門の会社に送られ、地盤改良が必要かどうかの判断がなされます。
地盤調査は長い間安心して住むことができる家づくりには欠かせない工程です。
建物が建った後には見えない部分ですが、一番重要ともいえる調査を現場で直に見させていただき、とても貴重な経験になりました😃
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