木工日記!(ジグ編)

お疲れ様です!弥栄です

 

今回の木工日記は「ジグ」編!

漢字では「治具」と書きます

 

・・・。

 

ものづくりに関わる言葉なんですが

普段の生活ではいまいち馴染みのない言葉ですよね

 

ものづくりでは

材料の寸法を測って切り出したり

穴を空けて部材同士を組み立てる

というような作業が基本となります

 

作るものによって材料の寸法や穴を空ける位置は

当然違うわけですが

同じ長さで大量に切り出したい!

とか

同じ位置に穴を空けたい!

という場合には

毎回スケール(メジャー)やものさしを当てて数字を読むのは

かなり大変な作業です

 

そんな時に活躍するのが「治具(ジグ)」です

治具とは仕事がしやすいように

「補助的な役割を持ったもの」のことを言います。

 

上の写真にあるものがまさにジグです!

使い方は、、、

穴を空けたい材料とジグを用意して

 

重ねてドリルで穴を空けます!

 

そうするとスケールも鉛筆も使わずに穴を空けることができました

 

長いドリルビットを使えば

何個か一気に穴を空けることもできますので

効率が圧倒的に上がります

 

私の場合は木工作業の時に

主に活躍するジグですが、

つい先日フェンスの支柱を立てる工事がありまして

コンクリートブロックに穴を空けるために

専用の「コアドリル」という道具を使います。

このコアドリル。

コンクリート用でパワーがすさまじいため

ドリルのパワーに負けないようにするのが大変なんですが

ジグを作れば楽に正確に穴あけができるのでは…??

と考えたところ、、、

早速できました!(笑)

15cmブロックにちょうどハマるようにして

コアドリルがブロックとがっちり固定されるので

ほとんど余計な力を使わずに穴あけが可能になりました!

 

「ジグ」をいかに上手に作れるかが

仕事の効率化につながりますので

いろんな職人さんの仕事を見るのは本当に勉強になりますよ