実習

「実習」

工業高校出身の方は懐かしい響きでは!?

専門課程で丸1日実習の日もあったり。

そんな実習の一大イベント「職場体験実習」で薩南工高建築科の生徒3名がmarukawaに。

3日間、お世話します!

 

まずは事務所にて建築業の仕事について説明。

目に見える大工さんのような仕事はほんの一部であって、他にも多くの業種・業務があることを紹介。

「へー知らなかったです」の連呼。

建築現場は毎日いろんな職人さんや担当者が出入りしていますので、多くの人から素晴らしい知識やくだらないネタまで聞けて楽しいんですよ!

下準備を整えたら早速現場へ。

川辺中学校の改修工事中の現場。

3人とも川辺中学校が母校とのことで、卒業して以来1度も来ていなかったとか。

綺麗に生まれ変わりつつある母校に感激。

 

現場作業も体験。

時には力作業やキツイ作業だってしなくてはなりません。

いい所ばかり見せていては生徒の将来の為にはなりません。

重機が入らないところには人力で土砂運搬するほかありません。

誰かがやるのではなく、自分がしなくてはいけないこと!

ちなみにドランゴンボールの亀仙人(武天老師)のお馴染みの修行方法(笑)

 

そして最終日

これまで学んだ知識をもとに”自分で考えて自分の力でつくる”を実践。

1日目に学習した木材の規格寸法を頭に入れながら方眼紙に手書きで図面作成。

図面ができたら、いざ制作!

自分の考えた寸法に自分で材料をカット。

同じ部材でも向きによって長さが違ったりする部分もよく頭でシミュレーションして・・・

 

現場から帰ってきた今村さんが分からないところを優しくアドバイス

 

難しいところは私(大地)が厳しく指導(笑)

 

なかなかセンスのある3人。

それぞれが工夫を凝らしたイスの完成です!

人任せにせず、自分でやったからこその達成感と喜び。

今日のやりがい

1現場のやりがい

1年のやりがい

難しいし大変だからこそ、達成のたびに喜びと成長を感じらるのが建築の世界です。

いつの日かこの生徒たちが業界で活躍する日が楽しみです!

 

ほめて伸ばされたいのか、

スパルタで指導をうけたいのか、

新人の初日に選んでもらう指導方法の大地でした!

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