お疲れ様です!弥栄です
近年の木造住宅は
国の耐震基準をもとに
震度6強~7に達するほどの地震であれば
建物にある程度の被害が出ても
建物自体が倒壊することはないように設計されています。
また、科学技術の進歩により
金物の進化や耐震技術の向上により
より頑丈な家を建てることができます。
ただ、いくら頑丈な家を建てても
「地盤」に問題があっては
建物の安全は守れません
そこで、家を建てる際には
土地が決まった段階で必ず
「地盤調査」を行います。
こちらが、地盤調査を行う装置で
先端がスクリュー状になった鉄の棒を
最大100kgの力を加えて
軟弱な地盤でないかを調査します!
家が建つ場所で調査を行う必要があるので
調査をする前に地縄(建物の位置)を出し、
建物の四隅と建物の中心の全部で5カ所を測定。
こちらの調査結果を解析し
地盤改良の判定が出た場合、
家を建てる前には必ず地盤改良工事を行いますので
少なくない費用がかかってきます。
地域ごとに改良が出やすいとか出にくい傾向があったりもするんですが、
実際にフタを開けてみないとわかりません。
改良が出れば予算組みにも大きく影響してきます。
私の体感では地盤調査を行うと
7割くらいの確率で改良有り判定が出る印象です
家を建てる上では
地盤改良の可能性を考えて
予算の範囲内に収まるように
余裕をもった予算計画を立てることが大事ですね
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