オープンに向けて着々と・・・

枕崎市で2月中旬から施工しておりました旧金山郵便局のリノベーション物件。

このたびほぼすべての工程が完了し、現在9月のオープンに向けての準備が進められています。

 

着工前はこんな状態でした・・・

工事中に聞いたのですがなんと119年以上前に建てられたのだとか。

(119年以上前の記録がなかったみたいです)

 

完成の姿がこちら。

なんということでしょう。

見違えるほど変わりました。

新しい名前は「山猫瓶詰研究所」

宮沢賢治の「注文の多い料理店」をモチーフにしています。

 

この工事では解体・屋根・構造・床組み・外部などの基本部分はmarukawa、

内装などの仕上げ工事は日置市の37designさんが担当しました。

37designの味園さんは自分でプランを考えて大工工事もする器用な方。

やっているうちにいろんなアイディアが湧いてきて、ついつい手の込んだものにしちゃうのだとか。

一緒にやっていて尊敬しましたし、とても楽しかったです

 

内部はこんな感じ

↓↓↓

100年以上の前の建物とは思えないです。

現在お店のスタッフの方がオープンに向けて黙々と準備中ー。

こんないい感じの環境で仕事できるってうらやましいです!

このお店ではピクルスやマフィンなどの軽食の提供や、運営している下園薩男商店(阿久根市)の商品などを販売する予定みたいです。

9月中旬にはオープンしていますので、お近くにご用のあった際は是非お立ち寄りください。

というかここ目的で来てください(笑)

 

自分が最初にこの建物を見た際はどこから手を付けようか迷うほどの状態でした。

応急処置で屋根の雨漏れだけを防ぎ、調査をした後は考える日々・・・

着工すると毎日が想定外のことばかりで、その都度最善の判断が試される現場でした。

難しい部分も多かったですが、生まれ変わり息を吹き返した建物を見るとなんだか誇らしくなりました。

※かっこよく仕上げたのは37designさんですが(笑)

 

庭の改修も下園社長やスタッフの方が加勢してくれましたし、楽しくもとことん真剣な職人さんにも出会うことができました。

自分たちの役目はここで一旦終了しますが、建物はこれからが活躍の時。

これまでの100年、これからの100年、来る人を笑顔にしてほしいです。

山下取締役の実家も近いので遊びに行ったがてら、買い物に行ってみたいと思います。

皆さんも枕崎市金山町に足を運んでみては?

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