2×4(ツーバイフォー)!

お疲れ様です!弥栄です

 

日本で販売されている木材の規格は

『寸』

もしくは

『インチ』

を基準とした寸法で販売されています

 

『寸』とは長さの単位で

現在の日本では「メートル法」が主流ですが

以前は「尺貫法」と呼ばれる

尺(しゃく)・寸(すん)・分(ぶ)

という長さの単位を使っていました。

 

そのため、

日本の伝統工法や在来工法の

建物に使われている木材は

この『寸』が基準となっているんですが

「1寸=約3センチ」のため

材料の寸法は3センチもしくは1.5センチの

倍数になっていることが多いのはそのためです

5寸釘=15センチの釘

ということですね!

 

これとは別に

ホームセンターなのでよく見かけるのが

2×4(ツーバイフォー)材です!

こちらは「インチ」という

アメリカで主流の

「ヤード・ポンド法」

からくる寸法です。

2インチ×4インチだからツーバイフォー

1インチ×6インチだったらワンバイシックス

となります

 

ただ、

「1インチ=約2.5センチ」

なんですが、

2×4材はそれよりも厚さや巾が小さくなっています。

これは、2インチ×4インチの角材を製材しているため

最終的な寸法が小さくなっているのは

そのためだそうです

 

ちなみに

「ツーバイフォー工法」という言葉も

聞きなじみのある方もいらっしゃるかと思いますが、

この2×4の材料を使って

家を造る工法のことを言います!

 

日本の尺貫法の材料を使って作る

「在来軸組構法」は

筋交いと呼ばれる突っ張りで

家の強度を保つのに対し、

ツーバイフォー工法は

別名「枠組壁工法」と呼ばれる通り

壁をパネルで作ることで

6面体の「箱」として強度を確保する仕組みです

こちらはアメリカや日本に限らず

多くの国で普及しており

この2×4サイズ専用の部材などが多く販売されているので

DIYでも使いやすいのが特徴です

ホームセンターでも木材を見かけたときは

寸法に注目してみるのも

面白いかもしれませんね

 

この記事を書いた人

弥栄 義文
弥栄 義文
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