インターンの実習生を受け入れました。
最終日に、自分で設計した踏み台を実際に作ってもらいました。
工具の使い方が、最初はおっかなびっくり。
でも、やってるうちに上達していくのは、若さなのか持って生まれた素質なのか。
卒業したら設計の仕事をしたいと言っていたO君。
現在、設計業などを含めた建設業界全体が高齢化と人材不足に直面しています。
景気低迷のあおりでこの業界への入職者の低下し、また耐震偽装事件を受けた受験資格の厳格化(無意味な実務経験を求めた)などが要因です。
コロナ禍等の影響もあり、この様な状況も少しずつ改善されてきているようです。
是非この業界に入ってもらいたいと思っています。
建築関係のインターンの学生に、どんな仕事がしたいか聞いてみると、「設計」と答える若者は多い。
ただ話を聞いてみると実際に設計業務に就いている人はそれ程多くないようです。
設計業務は「無からひとつの形を作り出す仕事」です。それはとてもやりがいのある仕事です。図面を書くだけの仕事ではありません。
やりがいが大きい分、辛さや失敗、挫折も多い仕事です。収入的にも安定したルートの上の仕事ではありません。
時間は掛かるかもしれませんが、「無から有」を成し遂げたときは、大きな達成感を感じられる仕事でもあります。
頑張ってほしい、応援しています。