南九州市知覧町で棟上げを行いました。
古くから日本で行われている儀式ですが、最近はコロナ禍などもあって、上棟式をやらない時もあります。
私がマル川建設に入社したての頃は、大工の棟梁が上棟式のすべてを取り仕切っていました。
上棟札は、現場の端材の板に墨さしでぺらぺらと書いて、弓と的もその場で作って、儀式の進行まで棟梁がこなしていました。
マル川建設には何人かの棟梁がおりましたが、そのやり方は棟梁によってバラバラでした。
棟梁達もはっきりとしたやり方は、分かっていなかったのかもしれません。
私は、各棟梁から上棟式について学んで、自分で勉強して私なりのやり方を確立しました。
以後30年間、私がすべて取り仕切っています。