先日、福祉施設のイベントで「親子木工教室」を開催しました。
木工教室はこれまでも川辺二日市や、道の駅でのイベント時に出張開催をしています。
この日私は、6~7歳ぐらいの子供と一緒に椅子作りをしました。自分の孫と同じぐらいの子供です。そのせいか私は、ちょっと楽しいのです。
頭がいいというか、段取りがいい器用な子供でした。
一つの部材の取付を私がしてみせると、次の工程を自分で理解して作業していきます。
「やったことがあるから出来た」、というような出来栄えではなく、次のことを予測して作業を進める能力があるようでした。持って生まれた才能でしょうね。
大人になったら大事な才能です。
土地から建物のレイアウトや形状を図面に落とし込み、企画・設計で具体的な形を考案する、それを現場でカタチにする、これがmarukawaの仕事です。その子の能力は我が社にピッタリ。内定を出しておきたいぐらいです。早過ぎだけど。
子供に限らず人それぞれ、いろんな能力があります。
学校の成績がよく頭がいいと言われる人、運動神経がいい体育会系の人、社会性があって社交性やコミュニケーション能力が高い人、真面目で信頼のおける人、内向的で緻密なことを追求できる人、冒険心のあるハチャメチャな人、リーダーシップがあって群れを導く人、話しベタなのに数学が得意な人、日常会話はヘタなのに英語が得意な人、短距離走は遅いけど、長距離走は早い人、ゴルフはうまいけど機械操作が下手な人・・・・。
私の周りにいろんな人がいました、います。そんな人達と付き合うのは面白い。だから世の中が面白いのでしょう。
あんな能力があって、あんなことをできてたら、よかったのにと思うことがありますが、ほとんどの人がそう思っているだろうけど、自分は他の人にないものを持っていたはずだから、「これで良し」とすべし、ですかね。