「そうじ・洗濯は女の仕事」というのは30年前のこと。
今では、掃除・洗濯もできない様な不器用さでは、「仕事ができない」人間ということになります。
美容室改修工事の現場は、店休日を利用しての突貫工事、仕事終わりの片付け・掃除は暗くなってからの仕事になります。
たかが、片付け・掃除、しかし、掃除箇所の順番を間違えると二度手間。
濡れモップを掛けるのが早すぎても二度手間。
要領の悪い仕事をすると、突貫の現場では、仕事終わりが遅くなります。
ですから、その現場のリーダーは、仕事の要領のいい社員を自分の現場に着かせようとします。
そうなると、要領の悪い社員はますます出番がなくなります。
たかが掃除だから誰でもいいのでは、と思うのはトップの私だけかもしれません。
洗濯は、掃除以上に難しい。
上棟式で着用する半被は、終わったら早めに洗濯します。
洗濯機から取り出したら、乾すときは裏返しにします。そうしないと半被が色あせします。
乾いたらアイロン掛け。
社名の入っている襟袖には特に入念に掛けなくてはなりません。そうしないとカッコよくなりません。
折り方は、袖を中に入れて身巾の1/3に折り、最後に半分に折る。
でもまぁ、やってみると、アイロンがけした後のふわっとした匂いはいいですよ。
アイロン掛けてるときは、無の境地でいられるような気がして、気分転換になりますよ。