ライオンズクラブに入会して約30年になります。
ライオンズクラブは、世界では約140万人、日本では約10万人が加入しており、地域社会の活動やボランティアなどに進んで参加し、進んで募金するような「社会奉仕」をする団体です。
入会間もない頃、先輩会員に質問したことがありました。「ライオンズクラブ会員になって、何かメリットがあるのですか」。
その先輩会員は、けげんな顔をして「メリットを求めるような所ではないよ」、とおっしゃっていた記憶があります。
それなのに、どうして30年も会員を続けているのか。
整理して考えてみますと、
ライオンズラブ会員は、経営者や事業主の人が多いです。組織の中ではリーダー的な立場の人たちです。
リーダーの仕事には、組織の意思決定や判断をしなくてはならないことが多々あります。社員や幹部に相談はしますが、最終的にはリーダーが決めなくてはなりません。失敗しても意見してくれた社員にはなんら責任はありません。すべてリーダーの責任です。ある意味リーダーは孤独です。
ライオンズクラブでの奉仕活動や勉強会、飲み会やほかのクラブ会員との交流会などは、自然な意見交換の場になります。
この様な場を通して、具体的な回答を他の会員さん達に求めるのではなく、
自分の考えを固めるための根拠を求め、自分の考えが正しいのかどうなのか、或いは「自分なりの仮説」を補強するための材料を集めている、そんなイメージの中にいる。そんな感じでしょうか。
今、もし後輩会員さんに、メリットがあるか聞かれたら、先輩会員が言っていたように回答すると思います。
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