菅総理の長男からの接待問題では、
「接待はあったが、業務に関する話はしてなかった、と思う。」
文春の録音が出ると、「忘れていました。そういえば、少し話しました。」
嘘ついていることは、小学生でもわかる答弁。
政治の世界は、そんなものかもしれません。
自分たちの仕事はどうなのか。
殆どの企業は、企業理念の一番目に、「社会への貢献と、お客様への忠誠」の文言を掲げています。
マル川建設の企業理念も、
1、家づくり・地域づくりを通して社会に貢献します。
2、お客様の為に正しい事をします。
です。
取引の相手方と信頼関係が無かったら仕事はできません。
ただ、世の中、真っ正直だとなかなか儲かれない、という面もあります。
違法行為、脱法行為でうまく仕事をしている業者の隣で、真面目に仕事をしていかなくてはならないこともあります。
お客様が、脱法している者と、真面目に仕事している者の区別がつかないこともあります。
脱法している業者は、「水清ければ魚棲まず」、という者もおりますが、違うでしょう。
企業理念が揺らぎそうになる時もあります。
究極的には、真面目な企業かそうでないかは、その会社の社長・社員の性格ではないかと思います。
日本経済新聞 2月25日 朝刊より