5年ぶりの遠征でした。
南アルプス北岳に3泊4日で登ってきました。
鹿児島から山梨県芦安の駐車場まで、車で15時間。
ここから登山口の広河原までは、一般車進入禁止ですので、バスで1時間の移動です。
野呂川に掛かる吊り橋を渡って、登山開始。
最初の20分程は、なだらかなコースですが、その後急登が続きます。
白根御池小屋のテント場に到着。ここでテント泊です。
2日目。
白根御池小屋で前日弁当を買っておきましたので(おにぎり3個で1,100円)、おいしく頂いて登山開始。
ここから、肩の小屋を通過して北岳山荘のテント場を目指します。
肩の小屋までは、急登が続きます。
標高3000メートルが近い稜線に出ました。
森林限界(高山などで,森林が成育しうる限界線)になってきましたので、山の木々の様子が変わってきます。
肩の小屋到着です。標高はちょうど3000メートル。
平地は晴れていても、山の上はガスっていたり、雨が降ったりしています。
しばらく休憩の後、北岳山頂を目指します。
山頂到着です。
山頂を通過して、北岳山荘のテント場を目指します。
テント場に到着。テント設営完了。
夕暮れ時の空の色が、神秘的。
暗くなってくると、テントから漏れる明かりが綺麗です。
気圧は10メートルにつき1ヘクトパスカル下がります。平地で1013ヘクトパスカル(1気圧)の時、3000メートルの高地では713ヘクトパスカルとなります。
このために睡眠障害や頭痛・吐き気などの高山病を発症する場合があります。
心配はしておりましたが、睡眠障害を発症して、この夜一睡もできませんでした。
多分登りの登山の疲れもあったのかもしれません。年のせいもあったかもしれません。
あまりいい考えではないかもしれませんが、逆療法で3時に間ノ岳にご来光を見に、出発することにしました。
どうせ眠れないんだし、ということで。
東の空がだんだん赤くなってきます。北岳のシルエットがカッコイイです。
中白根山と間ノ岳の途中のピークで日の出になりました。ですからここでご来光です。
左が中白根山、右が北岳。奥に見えるのが甲斐駒ヶ岳。ここには40年前登っています。
中白根山から見た間ノ岳(右側)
中白根山山頂。たいして有名な山ではありませんが標高3,055メートルあります。
北岳山荘のテント場に戻って、テントを撤収して、肩の小屋のテント場に向かいます。