茶工場の改修

南九州市はお茶の生産が盛ん。

市町村別の生産量は全国1位!

就労人口も多く、地域を支える基幹産業です。

ちなみに南九州市のゆるキャラもお茶にちなんだ「お茶むらい」↓↓

 

 

マル川建設と長年お付き合いさせていただいている製茶工場様からの依頼。

生葉から製品になった茶は湿気が厳禁。

なので保管場所の地面にコンクリートは向かず、地盤面から嵩上げし床下を通気したうえでの板床でなくてはなりません。

しかし、その板面を重量の大きいフォークリフトが行き交い荷役をしていたので、床板やその下の根太が損傷し、床の所々に凹みが発生。

もともと工場が造られた際にはフォークリフトでの荷役を想定していなかったよう・・・。

 

損傷した部分の床を解体して、補強作業の開始です。

担当は知覧生まれ、知覧茶大好きかも?の松清大工!

あけてみると、解体前の床上からではわからなかった部分にも根太の損傷が・・・

 

写真の上側がこれまでの床組みの大引き。

下のほうが新たに大引きの数を増やして、また足回りも補強。

 

根太の厚みも少し大きく。

この少しが長年使うにつれて大きな差を生むんです!

 

床板には堅木(かたぎ)の代表格である「ナラ」を使用。

 

一連の作業を工場内の各所で実施。

製茶工場の方々もこれで安心して作業に取り掛かれます。

お茶の作り方から保管方法まで、生産者の細やかな気遣いをひしひしと感じました。

 

業種は違えど”建築”という形で地元の基幹や特産物に関われることは嬉しいことです。

マル川建設の事務所で飲まれているお茶ももちろん知覧茶!

 

ちなみに・・・過去数回、お茶むらいになったことがあります(笑)大地でした。

 

 

 

社員募集のお知らせ。
マル川建設では、建築・土木技術者、同補助、経理業務、一般職、の募集をしています。
本ホームページ内の求人情報メールフォームでご応募ください。または、ハローワーク加世田にお問い合わせください

ブログ担当者

スタッフマル川建設

前の記事

順調に・・・

次の記事

電柱