人を育てるということ

「人は城、人は石垣、人は堀、・・・・・」は、武田信玄の名言です。

会社経営は人が、社員が、全てと言っても過言ではありません。

いい人材を採用すること。

その人を育てること。

大きく育った社員は会社の戦力となり、業績に貢献してくれます。

 

 

7月1日から一名の社員を迎えました。

4月から月一回のインターンを経ての入社です。

社内のレジュメに沿って教育をしていきます。

これまでは、いきなり現場に行かせて、「自分で勉強しなさい」、という教え方でしたが、

昨年入社の社員から、指導マニュアルやレジュメを整備して、座学やOJTによるトレーニングをしています。

 

直近入社の社員が、新人教育をするという形も取り入れています。

今回は4月入社の社員が、今回入社の社員に指導しています。

ちょっと前に教育された内容を、アウトプットすることで教える方も、振り返りができます。

 

社員教育の重要性をもっと以前に認識できていたなら、マル川建設はもっと大きな会社になっていただろうと思います。

 

「社員の数に見合うだけの仕事量が確保できるのだろうか、社員の給料に見合うだけの利益を確保できるだろうか」、という考えが邪魔していました。

また幹部社員の中にも、「育てるよりも、能力のない社員を辞めさせた方が会社のため」、とか「こいつらにやらせるより自分がやった方がうまくいく」、ていうような考えの者もおりました。

 

辛抱強く社員を育てる、という考え方が無かったのだろうと思います。

社員教育は経費、という考え方が無かったのだと思います。

社員を育てて会社の戦力にする、という考え方が無かったのだろうと思います。

 

これから少子高齢化でますます人材不足になるでしょう。

「人は城、人は石垣」、その通りです。

 

 

 

 

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